高血圧 ストレス

ストレスで血圧があがるメカニズム

高血圧とストレスの関係性

「ストレスによって高血圧が起こる」というのは、おそらく、「塩分過多によって高血圧が起こる」ということと同じくらいかそれ以上にメジャーなことであり、想像しやすいのではないでしょうか。ドラマや小説をひもとくまでもなく、「ストレスで血圧があがってきた、薬をとってくれ」というやりとりは、巷のメディアにあふれています。高血圧の原因をイメージするとき、いちばんにあがってくるものがこれですよね。
でもこのメカニズムは?と問いかけると、たいていのひとは言葉に窮してしまいます。知っているようで知らない、ストレスと高血圧の関係性とメカニズムを見ていきましょう。

ストレスによって何がおこるか

人間はストレスを感じると、交感神経が活発になります。活発になった交感神経は、アドレナリンやノルアドレナリンといった興奮物質を大量に体内に放ちます。この「興奮物質」はその名前の通り、心臓を興奮させます。そうなると、心拍数がまず増えます。加えて、一回の鼓動で体内に送り出される血液の量も増えます。通常よりもずっと多くの血液が排出されるのです。
血液の循環量が増えてしまうと、血管の収縮はますます盛んになります。抵抗も増えることにより、加速度的に血圧はあがっていきます。
「ストレスで血圧があがった」という言葉の裏には、こんなメカニズムが隠れているのです。こう考えると、「ストレスフリーの生活を心がける」ことの重要さが見えてきますよね。